鼻の症状で病院を受診すると「いつからどんな鼻水がでていますか?」
と聞かれますよね。なぜ聞かれるのでしょうか?
鼻水の色と性状は、鼻の中の状態を判断する目安になります。
例えば、赤や茶色の鼻水は鼻の中で出血があるサインですし、黄色や緑の鼻水は炎症による老廃物や細菌などの死骸が混ざっているサインで、身体の中の免疫が働いている証拠でもあります。
粘り気の無いサラサラした性状の鼻水は、炎症の初期やアレルギー反応。粘り気のある鼻水は、細菌やウイルスの感染やアレルギーによる炎症が進んだ状態をあらわします。
鼻水に色がつき、粘り気や臭いがある場合は、早目に耳鼻咽喉科を受診しましょう。