スタッフコラム

5月のテーマ:耳の病気と治療方法 ~内耳 ➀~

耳の「内耳」には、音を感じる役割と体の平衡感覚やバランスを維持する役割があるため、内耳に炎症が起こると、めまい、難聴、耳鳴り、耳や頭の痛みが生じます。

「めまい」を起こす病気とは?
めまいで受診すると、まず問診が行われますが、この問診が非常に重要です。
●いつ、どんな状況で起こったのか?
 (例)朝、布団から起き上がろうと頭を起こした時。人に呼ばれて振り向いた時
●どんなめまいが起こったのか?
 (例)まわりの景色がグルグル回る感じ。足が地に着いていないようなフワフワした感じ
●めまいはどのくらい続いたか?
 (例)10 秒間のめまいが1日5回くらい
●めまい以外の症状はあったか?
 (例)耳鳴り、耳閉感、難聴、吐き気、手足のしびれ・麻痺、舌のもつれ、ひどい頭痛など
●めまいは繰り返し起きているか?
●現在服用中の薬はあるか?治療中の病気やケガはあるか?

ご自身の症状を医師に伝える事が、めまいの病気の診断と治療に大変役立ちます。